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初めてのBirthday present

今日で50歳

毎年、誕生日と言っても特に何にもしないんだけど

今年は、なんと息子(下の子)から初めてプレゼントをもらった

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高校の同窓会があって、昨日帰省して
たまたま私の誕生日が近かったから
買って帰ったってことなんだろう

「父さんには誕生日プレゼントあげてないけぇ、かわいそうじゃけぇ
父さんの靴下も一緒に…」と
サイズ違いのおそろいの靴下が入っていたww

家を離れてからは、息子たちの誕生日には何もしていないし
互いの誕生日にプレゼントを贈り合う風習?は我が家にはないw
(子どもが大人になるまでは、子どもにはプレゼントを用意していたけど)

そういえば上の子も、3年前に初めてプレゼントくれたんだった
その時の記事はこちら

ふたりとも、ちょうど二十歳になった年齢…

きっと…これは
今まで育ててくれてありがとうって意味なんかな?

ありがたく履かせていただきます


映画「モンサントの不自然な食べもの」を観て

かねてから観たいと思っていた映画「モンサントの不自然な食べもの」
シネマモードで1週間限定で上映されるのを知り、観てきた

「モンサント」…と聞いても??だけど
「ラウンドアップ」と聞けば、あぁ!除草剤のCMの!とすぐに思い当った

このモンサントというアメリカに本社をおく多国籍バイオ科学メーカーは
もともとベトナム戦争に使われた枯れ葉剤の製造や
PCB(ポリ塩化ビフェニル)開発製造で知られる化学薬品会社で
除草剤(ラウンドアップ)に耐性のある遺伝子組み換え大豆を発明して
今では世界の遺伝子組み換え種の9割を扱っている

しかしそのやり方は、かな~りあくどい

映画では、モンサントがどんなやり方で会社を大きくしてきたか
公式文書などを辿って米政府高官や専門家、被害者など
10カ国もの取材を通して検証している

自社の遺伝子組み換え大豆の種と除草剤を農家にセットで売って
その種から育てた作物から種を採集して翌年植えることは契約違反にし
毎年同社の新しい種を買わせる

政府に遺伝子組み換え大豆の特許法を作らせ
正規にモンサント製種子を購入せずに栽培している農家がいないか
モンサントお抱えの調査員?が農家をチェックする
中には近くの畑から飛んできたモンサント製種子が自分の畑で勝手に育ち
モンサントから訴訟を起され、多額の賠償を要求された農家もある

そうやって作物の種を独占し、価格を大幅につり上げて儲けているってわけだ

政界に多額の献金を行い、政治家や役人の天下り先を用意し
食品を規制する立場のFDA(アメリカ食品医薬品局)さえ手なずけ
安全性をろくに検証することもなくお墨付きをもらって
新製品の承認を次々に得ていく

映画では、遺伝子組み換え作物の安全性を調べる動物実験で
「悪い」という結果を得た科学者が何人も登場するが
科学者を中傷したり、解雇に追い込み、都合の悪い情報をもみ消している

遺伝子組み換え作物で利益を得る利権集団が
ウソの情報を流して、利権を守ろうとする…

なーんか、よく似てるなぁσ( ̄、 ̄=)

原発は安全だというウソの情報を流していたのとそっくりじゃん


映画では、他にもショッキングなシーン満載だった

私が唯一行ったことがある国、インド
借金苦で自殺した25歳の農民の葬儀のシーンが映された

モンサントがインド最大の種メーカーを買収して
インドの綿花農家は害虫に強い遺伝子組み換え綿花に替えた

害虫対策が不要になるのが売りのはずが
病害が発生する場合もあり、農薬の使用量も減らず
農民を借金苦に追い込んで自殺が相次いでいると言う

モンサント製遺伝子組み換え綿花の種の価格は
在来種の4倍もするからだ

もうひとつ印象的だったのは
昔ながらの方法でトウモロコシを作っているメキシコの農夫のインタビュー

トウモロコシはメキシコが原産地
今もメキシコ固有品種のトウモロコシを何種類も育てている農夫が
育てたトウモロコシの中で良いものから、種を取っておくんだと言っていた

そして、この昔ながらの方法は農薬も何も使わない
「美しいだろ?」と…

「美しい」という言葉が、心に刺さった(;∇;)

先祖代々受け継いできた種を、農法を
根こそぎ奪っていくのが遺伝子組み換えトウモロコシだ

メキシコでは遺伝子組み換え作物の栽培は許可されていないが
自由貿易協定の締結で、アメリカの遺伝子組み換えトウモロコシが
国産トウモロコシの約半分の価格で輸入されるようになった

遺伝子組み換えトウモロコシの流通は、農家に経済的な打撃を与えるだけでなく
在来種に遺伝子組み換えトウモロコシの遺伝子が混ざって交雑され
在来種は、いまや絶滅の危機にさらされているという

すでにあちこちで奇形のトウモロコシが生えているのが見つかっていて
映画の中で、妙な形のトウモロコシを見つけたら直ちにオシベを取り除くよう指導する場面もあった

古来からの自然な栽培方法で、種を受け継ぎ、守ってきた美しい農業が
遺伝子組み換えによる不自然な化学農業によって奪われていく…

日本もTPPに参加したら、日本のお米も同じ運命に遭うんじゃ?
なにしろモンサント社は、「TPPのための米国企業連合」の一員だし~

この映画の続編とも言うべき映画が、近々公開されるそうだ

映画『世界が食べられなくなる日』

こっちでも上映されたらいいのにな~
まだ観ていない人は、「モンサントの不自然な~」も是非観て、考えてみてほしい



theme : 考えさせられた映画
genre : 映画

いちばん好きな月

空気は冷たいけど、日差しは春

昨日、会議が終わって公民館から出ると
春らしい空気に包まれていた

近所の庭の梅やロウバイの花も咲いてたし

3月はいちばん好きな月
まだちょっと冬の名残があるのがいい

まぁ…たぶん、自分の生まれ月だからってのもあるだろうけどw
正月よりも、新しい年が始まるっていう感覚になる

そういや昨日は上の息子の誕生日で、23歳になった
家を出てから5年
毎年どうやって過ごしているのやら

息子たちが家にいた時は、誰かの誕生日にはケーキを一緒に食べていたけど
夫婦ふたりになってからは、お互いの誕生日にケーキを買うこともなくなったなぁ
「今日誕生日じゃな~おめでとう」で、おしまいww

夫は息子にハッピーバースデイメールを送っていたが
私は何もしなかった

下の子が、仕送りしたのに1円もお金をおろしていないので
(いつもは即行でおろしとるのにw)
心配になった夫は、下の子にも生きてるかメールをしていたww

春休み中は、スキー場へ住み込みのバイトに行くと言っていたので
冬山でお金をおろすとこもないんじゃないん?…と私はほったらかしてたけどw

案の定、ATMがなくておろせないだけだったようでw
お金を使うこともほとんどなく、要る時はバイト代を前借りするとの返事

中旬に同窓会出席のため帰省するので
スキー場のバイトがどんなだったか、聞くのを楽しみにしておこう!

3月は私自身の身の振り方?を考える月になりそう
終わりと始まりの時季

プロフィール

きなこ

Author:きなこ
広島県在住。卯年の魚座。0型。生まれはポルノグラフィティと同じ。窓から海が見える家で育ったので海が好き。2014年に故郷の近くに転居。2006年3月9日ブログ開始。

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