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10日間の断水生活を経て

「平成30年7月豪雨」と名付けられた、このたびの災害

我が家は、マンション上階なので浸水の心配はなく
6日の夜に大雨特別警報と避難指示が出ても
何か影響があるとは、全く思っていなかった
それが、7日の昼に断水になった

断水になるまで、日頃使っている水道が
どこから来ているのか知らなかった
自前で水を供給できないから、お隣の市の取水場からひいて
県から水を買い取っていたとは…

実は断水になってることも、その日の夜まで知らなかった
市の公式LINEから情報がくるようにしていないので
(というか、LINEはやっていないので^^;)
断水になったと知ったのは、ネットで調べていた時だった

マンションなので、受水槽に水が残っているうちは使える状態で
夜になっても、まだ水が出ていて助かった
断水して5日間の様子は、すでに書いた断水生活5日目

水道の復旧は早くても16日以降ということだったので
それ以上遅くなることを覚悟していたんだけど
急ピッチで復旧工事をしてくれたんだろうね(ありがたい!)
思っていたより早く、16日に飲み水が復旧した

ろ過していない水は14日頃から送水されていたけど
我が家は、マンション購入時にセントラル浄水器を付けていたので
すぐに水を通すと、浄水器が壊れる可能性があって
飲み水が出るようになってもしばらくは、水を出すのは我慢した

10日間の断水中、夫の実家へお風呂と洗濯機を借りに行った(2回)
お水もその時にもらって帰り、自治体の給水所には1回も行かなかった
給水所は遠く、車でなければもらいにいけないし
どうせ車で給水に行くなら、風呂と洗濯を兼ねて夫の実家へ行く方が良かった
でも、もし、車を使えなかったなら、どうしただろう?

私の両親が住んでいる生口島も、断水していたので
14日の夕方、水を持っていき、大量の洗濯物を引き取って帰り
翌日の朝、夫の実家で洗濯させてもらってから、再び島へ戻った

両親は共に高齢で、なんとか自力で生活できているものの
給水所までは遠くて、自力で水をもらいにいけない
幸い、お隣の家の井戸水から水をわけてもらえたので
なんとかそれで、しのいでいる状態だった

お隣の因島には自衛隊の仮設風呂が設営されていたけど
生口島には、どこにもお風呂に入れるところがなかった
車で因島まで入浴しに行ける人も、橋代が負担で我慢したかもしれない
(市民の陳情?により、後にやっと通行料無料措置がとられた)

因島の仮設風呂は利用時間が限られ、待ち時間も長く
夜になっても30℃超えの暑さでは、年寄りのからだには堪えるので
断水していない大三島のスパ銭湯まで連れて行った
10日ぶりのお風呂は、気持ちよかったようで良かった

先日の朝日新聞「折々のことば」で
「地震イツモノート」から引用されていた言葉に納得させられた

「ライフラインが止まる
それは原始生活以下になるということです」

コンクリートで固められ、生活の全般を流通システムに依存する都会では
大きな災害時、人は自然の恵みも活用できず
「原始よりも不便で不安な状況」に置かれる


今回は断水だけだったけど、停電にもなっていたら
この暑さの中、扇風機もエアコンも無しで自宅に居続けるのは危険だ
エレベーターも使えないから水も運べない(つまりトイレが使えない)
駐車場は機械式だから、車も出せない
例え自宅が浸水とかの被害がなくても、避難所にお世話になっていたかも?!

停電だったら、テレビやパソコンでは情報が得られないから
手動発電のラジオだけになる?あと、携帯…
やっぱり、スマホは一台持っていたほうがいいかもなぁ…

水と食料のローリングストックと、非常持ち出し袋の準備はしていたけど
いざ、本当にライフラインが止まったときに、どう行動するか…
いろいろ考えさせられた10日間だった

そうそう、特筆すべきことが一つ
あれは断水して何日目だったかな…5日目?のこと
マンションの管理会社が給水をしに来てくれた
うちはすでに水は足りていたので、貰いにはいかなかったけど
給水所が遠いから、マンションの下まで来てくれるのは助かるし
品薄で手に入りにくくなっていたポリタンクの貸し出しと
緊急用トイレキットまで支給してくれた

うちのマンションは自治会に入ってないので町内会の助け合いはない
住民同士も、子どもがいる家庭は子どもつながりで密な交流があるだろうけど
我が家は、同じ階の住民とすらほとんどつながりがない(会えば挨拶する程度)
ここに引越す前のアパートでは、長年ご近所同士で密なお付き合いをしていたので
今回のような災害のときは、助け合えただろうけど

とはいえ今回、旧友から援助が必要かどうかの連絡をもらって嬉しかった
結局、親戚に助けてもらったけれど、もしそれがままならない状況なら
助けて~とSOSを出しただろう
たとえ遠くに住んでいたとしても、できることはある
物だけでなく、心の支えも必要だから
本気で力になりたいと思ってくれる人がいること

もし援助が可能なら
「何かできることがあったら言ってね」ではなく
「水を持っていこうか」
「うちに洗濯物持ってき~!お風呂に入りにおいで~!」
というような、具体的なサポートの申し出の方がいい
必要ならお願いしたいと言えるし、必要ないなら今は大丈夫と言える

こっちから何々してほしいなんて、なかなか言えないもの
援助するときは、ちょっとおせっかいなくらいの申し出の方が
頼みやすいんだなと、当事者になって思った
というか、そこまで突っ込んで言えるような関係かどうかなのかな?

もちろん、なにも援助はできないけど、思っていますという連絡も
とてもうれしかった
逆の立場になったとき、私も同じようでありたい

今年のベランダ栽培は

前々からアップしようと思っていた、今年の我が家のベランダ栽培

まずは、我が家のシンボルツリーの無花果
4月に撮影したときは、こんな感じ

2018年4月無花果

今年も実をつけてくれるかなぁ~

6月になると、葉っぱが生い茂ってきた

2018年6月無花果

ちゃーんと実もついてくれた
でも、去年はあまりお味が良くなかったんだよね
今年はどんな味に育ってくれるかな

2018年6月無花果2


そして、私の大好物のトマトを植えました
今年のトマトちゃんは、トゥインクルという品種

4月に植えた時は、小さかったけど

2018トマト4月

6月には、こーんなにモサモサにw

2018年6月トマト2

一番最初に赤くなった、トマトちゃん

2018年6月トマト

このトマト…わき芽をとって、シソの苗の隣に試しに挿し木しておいたら…
何度か目のわき芽が、無事に根を張り、育ってくれたのだ

トマト2号

いやぁ。。。トマトって挿し木で増やせるって知らんかった
なんか、すごーく得した気分
このトマト2号も、今はもっと大きくなって、実がなっています

今は断水中なので、貴重な水をチビチビと水やりw
断水になる前も、お風呂の残りの水を使ってたんだけどね
今は、お風呂に取り置いた水は、トイレ排水用として活用してるので
断水前より、すこーしケチケチしてますww

でも、この子たちの成長を見るのは、癒しのひとつ

この春に夫が転勤になり、お弁当が必要になったので
毎朝の弁当の彩りにも活躍中のトマトちゃん
いつまで楽しませてくれるかな~

おまけの写真
冬の植えてた春菊をほったらかしにしていたら、かわいい花が咲いた
ほんとに春に咲く菊の花だったのね~ww

春菊の花


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genre : 趣味・実用

断水生活5日目

健忘録として書き残しておきたいことが、積読状態なので
一つずつ書いていこうと思いながらぐずぐずしていたら…
優先して書き残しておくべき事が起きた

西日本豪雨災害の影響を受け、我が家も7日㈯から断水生活突入
(被害に遭われた方、お見舞い申し上げますm(__)m)

子どもの頃、夏季はしょっちゅう断水する島に住んでいたので
私は初めてではないけど、夫は初めて(井戸水がある家だった)
私も、こんなに長い断水生活は初体験で
当初、いつ復旧するのか目途が立たない状況のままの断水生活は
物理的なことよりも精神的なストレスの方がしんどかった

情報を求めて、利用したのはTwitter
facebookは辞めていたけど
Twitterは健忘録その2として(その1はこのブログ)残していたので
ブログ自動更新でしか使ってなかったTwitterを、今回フル活用

道路や電車の状況はもちろん、断水復旧がいつ頃になるのか
新情報が早くほしい時に、Twitterはほんとに助かった
自治体公式HPなどに上がる前に、情報が入手できて
今後どう行動すべきか、考えるのに役立った

同じような立場の人のつぶやきも、勇気づけられる
(もちろん、フェイクニュースも混じっているのでリテラシーは必要)
ローカル局のラジオもタイムリーな情報を得られるので、ながら聞きをしている

逆にテレビのニュース、とくにワイドショーは、見ていて腹立つことが多い
全国区のテレビは被害が大きい地域や、視聴者をひきつけられそうなネタを
センセーショナルに報道しているので
まったく注目されていない地域で起きている被害は無視されていることが
今回、自分が被災地に住んでいることで、よくわかった
今までいろんな地域で起こった災害のときも、おんなじだったんだろうな

さて我が家は、自宅の被害は全くなく、断水生活のやりくりが最重要課題
飲み物や食料品はローリングストックしていたので
道路状況が把握できるまでは、物を買いにいくことはせずに自宅待機していた
ただ、トイレ排水用の水は、お風呂などに溜めている分が底をつく前に
早めに確保しないといけない
お風呂や洗濯は我慢できても、トイレはしないわけにはいかないから…
でも給水所は、我が家からは遠くて、車がないと難しい
しかも1回につき6リットル(今日からは12リットルに増やされた)では、すぐ無くなる

災害用簡易トイレもストックしているけど、水が入手困難になったとき用なので
今は使わないでおくことにした

トイレの使用は、小の時は毎回流すことはせずに、数回分を溜めてから流す
(大の時は、もちろん毎回流すw)
流す水の量は、我が家の水洗トイレの場合、1回につき3リットル弱くらいないと流しきれない
それに、流すときにはちょっとしたコツも要る(だんだん慣れたw)

水を一番消費するのは(お風呂や洗濯を除いて)、トイレ排水用だということ
手洗いや体拭きなどに使ったあとに、残った水をトイレ排水用に利用したり
貴重な水を、いかに無駄なく使うか工夫することに頭を使っている( ̄▽ ̄;)
ここまでしなくとも、普段から無駄をなくすエコ生活の癖をつけとくことが必要だと痛感

断水生活4日目だった昨日、夫が仕事を休めたので
夫の実家までの道路が開通していることを確かめ
大量の洗濯物をキャリーバッグに詰め、水のストック容器を車に積んで夫の実家へGO
久しぶりにお風呂に浸かり、洗濯機を借りて洗濯している間にスーパーへ
我が家の近くのスーパーはまだ品薄なので、この辺りはどうだろうかとドキドキしつつ…

冷凍庫にストックしていたご飯が無くなりそうなので、ご飯のパックを探す
安い商品は売り切れていたけど、ちょっと高めの物は残っていた
生協で買い置きしていた冷凍スパゲティやピラフとか、カップうどんとか食べてたけど
だんだん、ご飯と梅干し&味噌汁…ていうシンプルな物が食べたくなるんだよね
無洗米買って炊こうとか思ったけど、家族の人数が多いわけじゃないし
けっきょく洗い物を増やすことになるので
断水復旧の日時が確実になるまでは、やめとこうと…

復旧は、16日(月)以降ということなので、それまでは辛抱せねば
今週末には、島に住んでいる私の実家に応援に行く予定
島も同じく断水していて、両親ともに高齢(83歳)なので心配だけど
井戸水があるご近所さんにお水をわけてもらっているとのことで、一安心

そうそう、昨晩遅く、愛媛在住の息子Tからメールと電話があった

息子:「そっちも断水ってテレビのニュースで見たけど、大丈夫なん?」
私:「うん、断水サバイバル生活中!」(断水だけでサバイバルとはおこがましいけど)

息子:「水は足りとるん?送ろうか?」「今度の連休に帰省しようか?」
私:「こっちは自力で乗り越えられるし、連休は島のじいちゃんばぁちゃんとこに行くし、帰らんでもええ」
島も断水していると知って驚く息子…

息子:「じゃぁ俺が、ばぁちゃんとこ行こうか」
私:「いや…大丈夫じゃけ。来ても風呂も入れんし、トイレも困るし、来んでもええで」
と、断固お断りw

聞けば、いつも仕事でお世話になっている宇和島も被災していて、救援に行っているというではないか!
あんたの力は、そっちに使いんさい!

息子:「じゃぁ、じぃちゃんばぁちゃんに俺が心配しとった言うといてな」
私:「あいわかった!ありがとね」

いつもは互いに音信不通の親子ですが、久々に会話して、ほっこりしたのでした!w

昨日は、友人知人からも、たくさんお見舞いメール(電話)をもらった
こっちに引っ越して来てから、それまでお付き合いしていた友人とは疎遠になっていたけど
気にかけてくれたことが嬉しかったよさんきゅーです

theme : 広島
genre : 地域情報

息子たちの近況

今年ももう半分終わってしまった。。。。
忘れんうちに書き残しておこうと思ってる事が、まるで積読状態

時系列で記しておこう
まず、息子Kのこと
おととしから年末に海外旅行をするようになり
おととしはラスベガスで、去年はオーストラリアでした

今年のお正月にアップする予定だった、オーストラリア土産の品々

CIMG4139.jpg

唯一、食べ物ではない左下のお土産は、本のしおり
マグネットになっていて、とても使いやすい
挟んでおいたのに、いつの間にか取れてしまうことがない優れもの
私がいま、本を読みまくっていることを知って、選んでくれた??
っていうか、我が家は夫以外、みんな読書好きだもんなぁ

Kは、この春に転勤が決まって東京へ移住
5月に帰省したとき、郊外の独身寮から都心近くに引越しを思案中だと言っていた
片道1時間半の通勤が嫌になったらしい
そりゃあ、途中乗り換えもあるし、満員電車じゃ本も読めんしなぁ
中にはすし詰めで立ったまんま読んでるツワモノもいるらしいけどww


お次は、息子Tのこと
お正月に持って帰ったお土産の酒

CIMG4140.jpg

さして強くないのに、仕事柄、飲まなきゃいけんことが多いみたいじゃけど
ほどほどに飲んで接待する作法は身に着けたんだろうか…
このお酒は、ほとんど夫が飲み干したw

この春、転勤はなかったけど、新入社員が赴任してくるということで
新人君の指導係になったんだとか
就職して丸3年
今まで自分が一番下だったけど、後輩ができて良かったね

Tは、5月に帰省したとき、ちょっと早めの母の日プレゼントをくれた

2018母の日

4年前に初めて母の日プレゼントをくれたときも、本だった3日遅れのサプライズプレゼント

私が手にする前に読んでたけどね、湊かなえの「ユートピア」
自分が読みたかったから、プレゼントを兼ねて買って帰ったんじゃな
読んだら、感想を教えてとのこと
夫とは、本を読み合って感想を言い合うなんてできんので(夫は本は読まない)
息子たちと、あの本がどうだったこうだったと話すのが楽しみだ

ふたりとも、友達の結婚式に出席するため帰省することが増えた
自分自身の結婚はどうなのやら
今のところ、気配すらまったくナッシング~




プロフィール

きなこ

Author:きなこ
広島県在住。卯年の魚座。0型。生まれはポルノグラフィティと同じ。窓から海が見える家で育ったので海が好き。2014年に故郷の近くに転居。2006年3月9日ブログ開始。

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